韓国では毎年のようにストライキを行い賃上げを要求しているそうです。
ゆえに、この状態を何とかしようと韓国自動車産業界では、賃金と団体交渉の周期を現行の年から4年から5年に延ばすべきだと政府に働きかけているそうです。
しかし、根本的な労使の関係をよくしなければ意味はないと思うのですが・・・。
日本のトヨタもかつてはストライキが横行しましたが、1950年の経営危機で労使の関係をよくしなければならないことを学び、以降労使紛争は最小限にとどめています。
会社も従業員がいなければ製品が作れませんし、従業員も会社がなければ賃金がもらえません。
そう、会社と従業員は対等の関係なのです。
韓国産業界も、グローバル競争が激化している状況を労使双方が認識し、競争力を高めるために共に努力しなければならないと思っているようなのですが、何故かそれができない。
そもそも韓国人というのは対等という考え方ができない人種のようで、相手の悪口を言うことで自分のアイデンティティーを見つけることを善と考えるのです。
つまり、会社の悪口を言うことで自分が正義であることを世間に認めさせる。
そのことで、会社が倒産したとしてもね。
全ては自分のアイデンティティーを守るため。
究極の個人主義社会なのですね、韓国は。
